「永遠に消えることのないネット世界で、何度でも見返せる映画になってほしい」『コメント部隊』アン・グクジン監督よりメッセージ到着!

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2月6日(木)

現代社会に潜む陰謀論「世論操作」に強烈な疑念を提起する新たな犯罪スリラー『コメント部隊』より、アン・グクジン監督が見どころを解説するメッセージが解禁された。


国家情報院の世論操作事件を題材にしたチャン・ガンミョン氏の同名小説が原作となる本作は、アン・グクジン監督が待望の9年ぶりの新作として、脚本も手掛けた渾身作だ。2008年、短編映画『うちへ遊びにおいで(原題)』でデビューしたアン・グクジン監督は、2015年映画『誠実な国のアリス』で韓国社会を赤裸々かつ愉快に風刺しマスコミと批評家から好評を得て映画界の次世代監督として注目された。


コメント部隊やネット世論操作など、周囲で一度は聞いたことのある身近な話だが、現実の問題でありながら誰も実態を確認したことのない斬新かつあいまいとしたテーマを選んだアン・グクジン監督は、「現代社会に潜む陰謀論について、目の前で見せることができる映画ではないか。単なる1つのネットの話ではなく、今私たちが生きているこの社会環境についてすべて盛り込みたい」と演出したきっかけについて語り、「『コメント部隊』は面白い陰謀論があふれるネット投稿のような映画だと思う」と語ったように、映画はコメント部隊の実態からネット世論操作をする方法、それによって生じるバタフライ効果までを赤裸々に描き、現代社会に痛烈なメッセージを投げかける。 「永遠に消えることのないネット世界で、何度でも見返せる映画になってほしい」と願いを語ったアン・グクジン監督。現実的なストーリーを独特な語り口で表現することで有名なだけに本作は今まで見たことのない上質な犯罪ドラマとして観客の脳裏に刻まれることだろう。

2/14(金)より、シネマート新宿ほか全国公開

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