孤島の太陽
(C)1968 日活
昭和24年、荒木初子が駐在保健婦として生まれ故郷である沖の島に帰ってきた。島は乳児死亡率が高く、フィラリア症が蔓延していた。初子は島を巡り保健指導をしようとするが、島民は医療に対する理解が少なく、なかなか受け入れてもらえない。初子は身寄りのない少女を育てることにし、また産婆や喧嘩の仲裁まで買って出た。その甲斐あって、徐々に島に衛生医療が広がり始め、半年後には乳児の死亡率が減っていた。しかし青年団長の父親がフィラリアで死亡し、初子は強いショックを受ける。