モスクワ・エレジー タルコフスキーに捧ぐ

ロシアが世界に誇る名匠アンドレイ・タルコフスキー監督。かつてソクーロフの第一回監督作品『孤独な声』が、旧ソビエト当局により上映禁止処分を受けた時、タルコフスキーは擁護し、更に「この映画にも欠点はあるが、それは天才による欠点だ」と評価した。そして後年ソクーロフは、タルコフスキーの人と思い出に捧げて本作を作った。彼の暮らした町や住まいを訪ね、その監督作品や撮影現場のメイキング映像を引用し、ナレーションも自分で担った。ちなみに終章に流れるチェロの演奏は、タルコフスキーと同じく亡命者だったムスティラフ・ロストロポーヴィチによるものである。
公開日
1991年8月24日(土)
監督
アレクサンドル・ソクーロフ
脚本
アレクサンドル・ソクーロフ
撮影
アレクサンドル・ブーロフ
出演
(ドキュメンタリー)
製作年
1986
製作国
ソ連
原題
MOSCOW ELEGY
上映時間
88

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