ジーン･ワルツ

国の医療体制に反発を強めていた、帝都大学病院の助教･曾根崎理恵の言動、行動は、厚生省と深いつながりを持つ上司から目の敵にされる。そんなある日、同期の出世頭･准教授の清川吾郎の心配をよそに、理恵が辞職。院長代理を務めていた廃院寸前の産科医院で、悲願の計画を実現させようとする。