いよいよ全国公開を迎えた『野生の島のロズ』の公開記念舞台挨拶イベントが2月8日(土)に都内で開催され、日本語吹替版声優を務めた綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福と、本作の宣伝アンバサダーを務めるハリセンボンが上映後の舞台挨拶に登壇! それぞれが演じたキャラクターの質問や、クリス・サンダース監督とのエピソード、また、本作のキャッチコピーでもある「プログラムを超えて 生きる」という言葉にちなんで、「プログラムを超えて成長してみたいこと」についてクロストークで盛り上がった。
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上映後、まずはMCを務めるハリセンボンの近藤と箕輪が登場し、本作がドリームワークスの最新作ということでお馴染みの「シュレックじゃねえよ!」のネタを交えて挨拶。続いて、客席からの大きな拍手に包まれながら、綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福が登壇!箕輪から、「ようやく夢の“ダブルはるか”が実現しました!」という前振りで始まり、綾瀬は「皆さん本日はありがとうございます。皆さん観ていただいた直後でどんな感想か気になりますが、ぜひ後で聞かせてください。」、続いて柄本は「今日はありがとうございます、個人的にこの作品がすごく好きで、早くみなさんに観てもらいたいと思っていました。いよいよ皆さんの元に届いて嬉しいです。」、鈴木は「僕も大好きな作品で、皆さんに早く観てほしい、是非おすすめしたいと思っていて、チケットを配ってでも観てほしいと思うくらいの作品です。こうして観に来てくださってありがとうございます。」とそれぞれ挨拶した。
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ここから、ハリセンボンがキャスト陣へ質問しつつクロストーク。まずは箕輪から、「野生の島のロズ期待感想キャンペーン」に寄せられた本作の感想を紹介し、“ひとりじゃないんだと改めて実感させられる映画でした。ロズに魂が入っていく様子が声で表現出来る綾瀬はるかさん凄いと思いました。”という感想に、柄本と近藤は「私もそう思います!」と大いに賛同!綾瀬は「ありがとうございます!ここが一番難しいところだと思っていて、ロボットで表情があまりあるわけではないので、決まったマニュアルの話し方から、徐々に人間的になっていく感じが一番難しかったです。」とアフレコの様子を振り返ると、柄本は「ロズは始め、わりとロボロボしていますが、敬語からタメ口に変わっていくところが感動しますし、綾瀬さんが演じたその機微がすごく素敵でした。」と綾瀬の演技力に賞賛を送った。
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続いて、“小1の娘、初めは声を出して笑っていましたが途中から静かに泣いていました。ロズの素直さにとっても心動かされました。またみたい映画です。”という感想に、鈴木は「まだ小学生の弟と妹が感動してまた観たいと言ってくれて、小学1年生でも伝わる良い映画なんだなと実感しました。」と作品の素晴らしさを語った。最後に、“後半に行けば行くほど映画の世界観に引き込まれていき、最後の方は涙が自然に溢れてくる超感動傑作でした‼️あと2回は観に行こうと思ってます‼️”という感想に、近藤は「何度でも観ていただきたいですし、IMAX®や4DXでの上映もあるので、そちらでも楽しんでいたただきたいですね!」とコメントすると、柄本は「ぜひIMAX®で観たいですね!」とさらなる期待を寄せた。
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箕輪からさらに“Wはるか”の綾瀬へ質問。今回の吹き替えで初めて経験したことを聞かれた綾瀬は、「しっかりしたロボットの声が初めてで、マニュアルで「~~です」というところから徐々に「~~なの」に変わっていく過程が自分の中で違和感がありました。それで監督とどうですかね?というのをたくさん話し合いながらやりました。」と振り返った。また、近藤から「キツネのチャッカリを演じた柄本さんは、もともとキツネ好きだったそうですね。」と聞かれた柄本は「ストップモーションアニメの主人公のキツネが凄く好きで、このお話を頂いた時に俺得だと思ってすごく嬉しかったです。」と振り返り、さらにチャッカリのキャラクターについて、「チャッカリは人間味ではなくてキツネ味があって、感情の起伏のあるキャラクターだと思いました。このキツネはちゃんと見栄っ張りで、ちゃんと寂しがりやなところがすごく愛らしくて、そこの感じを少しでも出そうと思ってやりました。」と回答した。綾瀬もチャッカリについて、「最後は弱って誰に話していいか分からないシーンは号泣ポイントですよね」と回顧。そして、箕輪から「福さんは日本中のみんなが小さいころから知っているので、キラリが福さんと重なって見えるところも思うのですが、福さん自身は自分とキラリが重なるところがありますか?」と聞かれた鈴木は「キラリはポジティブだと感じるところが多くて、時間がかかりそうなことも次のステップに進んでいく力があると思いました。僕も同じタイプで、落ち込んでいるときも次に進もうとするところは重なりますね。」と語ると、柄本は「えらい、すごくえらい!」と賞賛を送った。
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ここで、近藤から実はハリセンボンも声優として雁(ガン)の吹き替えをやっていたことについて明かすと、綾瀬は「気づきませんでした。エンドロールで、え?出ていらっしゃったんだ、と思いました。」と正直に告白。柄本は「場面を言われて、思い出すとたしかに二人の声だ!となりましたよ。」とコメント。場内の観客の中で気づいた人が3人ほどだったのを見て、柄本は「作品にとってはいいことだと思いますよ。それだけ入り込んでいたんだと思います。」とコメントすると、近藤は「まさかキャストの皆さんにフォローしていただくなんて!」と喜びをあらわにした。そして、壇上でハリセンボンの二人が特別にセリフを披露!近藤は「あの子何しに来たの?」というセリフを言うと、客席は少しざわついた様子。続いて箕輪が、「怪物だわ!」というセリフを披露すると、「か細!!」と近藤からツッコミを受けていた。
さらに、先日、日本へ来日したクリス・サンダース監督についての質問へ。近藤から、「皆さんは先日クリス・サンダース監督とお会いされていましたが、監督とはどんなお話をされたのですか?」と聞かれ、柄本は「日本の好きなアニメをお聞きして、『Your Color』(山田尚子監督作『きみの色』)だと答えてくださいました。」、綾瀬は「日本でおすすめの食べ物の話になって、「僕はウイスキーとキャンディーでできているから」と仰っていました。それで、こういうアメもありますと紹介しました(笑)。」、鈴木は「ガストのコラボキャンペーンで一緒にコラボメニューを食べたり、スイカゲームを一緒にプレイしたりしました。監督はゲームをすごく楽しんでいて、帰りの飛行機でもやりたいと言っていたそうです。」と、それぞれ監督との楽しいエピソードを披露した。
そして箕輪から、本作のテーマでもあり、キャッチコピーにもなっている「プログラムを超えて 生きる」という言葉にちなんで、「プログラムを超えて成長してみたいこと」を皆さんへ質問。まず、近藤は「人間は似ている人が3人ぐらいいると言いますが、私は30人以上似ている人がいるので、それが私に課せられたプログラムだと思います。それを超えて、似ている人が毎年一人ずつ増えていって、『~じゃねえよ!』と言える人が増えるといいなと思っています。」とすでに超えているプログラムをさらに超えたいことを明かし、箕輪は「人より胃袋が小さいので、これからプログラムを超えて肉を食べ尽くしたいです。この世にある肉を全部食べるくらい、食欲旺盛になりたいです。」とコメント。続けて綾瀬は「元々、ジャンプ力が強いのですが、自分のプログラムを超えてバーン!と飛んでみたいんです。イメージは、寝ている状態で起きるときに、そのままバネのように起き上がれるジャンプ力がほしいです。」と驚きの身体能力を明かし、柄本は「まさかですが、被りました!僕もジャンプ力を超えたいです。小学校からの夢で、アニメの主人公が塀にジャンプして飛び乗る姿に憧れていて、プログラムを超えてできるようになりたいです。」と昔から思い描いていた願望を語った。鈴木は「僕は寝るのがすごく好きで、できればずっと寝ていたいんです。中学のときに最高で18時間くらい寝たことがあります。でも、あまり寝たくない自分もいるので、寝ずに健康に生きていけるプログラムに変更して、色々できることを増やしたいです。」と、自身のプログラムを更新したい意向を明かしていた。
最後に、鈴木から「今日は本当にありがとうございます。2回、3回と観ると違って見えるところがあると思います。あとコラボキャンペーンもやっているので、ぜひチェックしてロズのことをたくさん好きになってください。」、柄本から「僕自身も大好きな映画です。是非みなさんでこの映画を広めていっていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。」、綾瀬から「私も映画を3回くらい観ましたが、観る度にそれぞれの動物の細部に目がいって、観る度に感動しました。何回みても楽しめる映画ですし、小さなお子様から大人の方まで楽しめる映画になっていると思います。ぜひまた遊びにきてください。」とそれぞれ挨拶し、会場は大きな温かい拍手に包まれた。
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