木戸大聖・岡田将生、同じ女性を愛してしまう艶やかな男たちを熱演『ゆきてかへらぬ』危険な色気溢れる場面写真が到着!

©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2月7日(金)

「文化の百花繚乱」の様相を呈した大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた『ゆきてかへらぬ』より、木戸大聖演じる不世出の天才詩人・中原中也と岡田将生演じる稀代の文芸評論家・小林秀雄を捉えた場面写真が解禁された。

脚本は『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造が40年以上前に書いたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら長い間実現することができなかった、いわば“知る人ぞ知る”幻の脚本。「滅多にない優れたシナリオ」とこの脚本に焦がれ続けていた名匠・根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンをとった。


煙をくゆらせながら物思いにふける2人、軒下で雨をしのぎながら泰子を待つ2人、詩を朗読する2人、互いの才能を誰よりも認めつつも、運命の女性・長谷川泰子(広瀬すず)との出会いによって翻弄されていく男たちの物憂げで色気溢れる表情が捉えられている。


本作で木戸は、これまで映画やドラマでは破天荒な部分がデフォルメされていた中也を、年上の泰子に対して虚勢を張り、どこか背伸びしてしまう無邪気さが垣間見える新たな中也像を体現。岡田は、そんな中也の才能を誰よりも理解し、認めつつも中也の恋人・泰子を愛してしまう小林の揺らぐ心と情熱をエレガントに演じている。


それぞれの形で泰子に愛をぶつける2人だが、泰子は才気あふれる男たちの仲睦まじい様子に、自分だけ置いてけぼりにされているような、さみしさに複雑な気持ちになる。いつまでも重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。アーティストたちの戻ることのない『青春』をぜひスクリーンで見届けてほしい。


2月21日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開!

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