堂本剛主演、荻上直子が監督・脚本を務める映画『まる』より、撮影直前の真剣な様子を捉えたメイキング写真から、和気あいあいと合間時間を過ごすオフショットが到着した。
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クランクイン初日は、横浜の路地裏でのロケ、古道具屋を訪れた沢田が、道に白いチョークで描かれたたくさんの「〇」に目が留まって立ち止まった後、歩いてフレーム外にフェイドアウトしていくシーンから撮影がスタートした。主演の堂本は『銀魂2』(18)に高杉晋助役で出演してはいたものの、芝居の種類がまったく異なることを考えると「プラトニック」(14)から数えて、映画には10年ぶりのカムバックとなる。
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主人公・沢田は堂本のあて書きだったこともあり、毎シーン本番でカメラを回す前に必ずしっかりと話す時間を取ってから撮影に臨んでいたという堂本と荻上監督。そして、話し合いをしていたのはふたりだけではない。堂本は現場の様子について「綾野(剛)くんをはじめ、皆さんが『こうなんじゃないかな、こういう解釈もあるんじゃないかな、きっとこういう想いがあるから、こういうセリフを言ってるんじゃないかな』って、監督が『ヨーイ、はいッ』って本番の掛け声を言う直前まで悩んでいる、あの感じが楽しくて」と語る。お互いの考えやイメージをすり合わせながら丁寧に『まる』という作品を作り上げていった撮影の様子が今回解禁された写真では捉えられている。
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さらに堂本が「特に難しかった」と語る、映画終盤に沢田の感情が溢れ出すシーンについて、「そこにピークを持っていくつもりで取り組んでいって。実際、気持ちの持っていき方が大変ではあったんですけど、監督やプロデューサーさんをはじめ制作チームのみなさんがすごく親身になって、思いを伝えてくださったので、自分ができうる限り、全霊でお応えしようという思いで挑んでいったという感じでしたね」と、演じた当時の想いを明かしている。
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また、綾野剛や森崎ウィンと談笑する姿や撮影の合間に古代魚の水槽を掃除する堂本とそれを見守る綾野の姿を捉えたオフショットからは、真摯に丁寧に撮影に取り組み共演を通して信頼関係を築いた、現場のあたたかい雰囲気が伝わってくる。
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そして、先日の完成報告イベントで森崎が目撃談を紹介していた“ロケ地のコンビニにあったクレーンゲームにハマる堂本”を捉えた貴重な写真も!
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荻上監督曰く“可愛くない”人形をゲットして満面の笑みを浮かべていた。
27年ぶりの映画単独主演ながら、何十年も表現者として活動してきたキャリアをもとに、堂本だからこそ体現することのできた沢田。○によって人生が思いもよらない方向に転がり始めた沢田は、個性的な登場人物たちとどんな物語を繰り広げるのか。
10月18日(金)ロードショー